子どもが腰の痛みを訴えるケースが最近は増えています。最近の子どもは体格が大きくなったのにも関わらず、室内で長時間のゲームやマンガ、パソコンなどで姿勢が悪くなり、腰痛を患うことが多いのです。確かにゲームをやっている時の姿勢は背中が丸まっていますし、緊張する状態も続きそうです。逆に、屋外に出て運動量の激しいスポーツで「脊椎分離症」を発症する子どもも多くなっています。骨や身体が未発達な上、激しいスポーツで腰椎に負担がかかり一部の骨が疲労骨折を起こします。大人にもある症状です。
子どもが腰の痛み、足がしびれるなどの症状を訴え、スポーツ好きだったなら脊椎分離症を疑ってみたほうが良いでしょう。自覚症状が無い場合もあります。早期に診察と治療を済ませ、将来まで後遺症が残らないように配慮してあげたいものです。もうひとつ多いのが、「椎間板ヘルニア」です。大人にもお馴染みの症状ですが、子どもの場合は下肢の痺れや神経麻痺といった症状よりも、身体の硬さとして出現することが特徴になります。あまり腰の痛みが強い場合は外科的手術を選択することもあります。
子どもは骨が未発達で柔らかいゆえ、悪い姿勢や外的な刺激の影響を受けやすいものです。成長痛と判断して見逃してしまうこともあります。腰の不快な症状をよく観察して、心配なことは医療機関に相談することが大切です。
では、また。
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腰痛改善ストレッチ「福辻式」
2014-11-02 16:54
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